4.アイコンを作る

4.1 専用のソフトで作る
4.2 デジカメで作る
 目立たせたい項目や各ページへのリンクにアイコンを使うと一味ちがったホームページができます。

4.1 専用のソフトで作る

 タイトル作りに使った「LogoShader」というソフトで、記号や文字を立体化させてアイコンを作ってみましょう。(「LogoShader」の入手とインストールについてはこちらをご覧下さい。)

●「LogoShader」で文字を書く(図4−1)
図4−1
  1. 「LogoShader」を起動し、[ファイル]−[新規作成]で適当な大きさの台紙を作ります。
  2. [パーツ]−[新規作成(テキスト)]で出る「テキストの作成」ダイアログボックスで文字「●」や「★」を入力し[OK]をクリックします。
  3. 「質感リモコン」で色を選択し[更新]をクリックすると文字の色が設定されます。
  4. 「モデリングリモコン」で立体化などを選択して[更新]をクリックすると選択した処理が実行されます。
  5. [ファイル]−[画像を保存]で、作成した画像をBMP形式で保存します。
●「イーファンヴュー(IrfanView)」でGIF形式にする(図4−2)
「LogoShader」はBMP形式でしか画像を保存できないので、ホームページで使用しているGIF形式に変換するのに、「イーファンヴュー(IrfanView)」を使います。(「イーファンヴュー(IrfanView)」の入手とインストールについてはこちらをご覧下さい。)
図4−2
  1. イーファンヴューで、上で保存したファイルを開きます([ファイル]−[開く])。
  2. [画像]−[減色]で256色に減色します。
  3. [ファイル]−[名前を付けて保存]の時「JPEG/GIF save option」というダイアログボックスが出るので、GIFの欄で「Save Tranceparent Color」をチェックし「Choose tranceparent color during saving」を選びます。
  4. 「ファイルの種類」をGIFにして、適当な名前を付けて[保存]をクリックすると[透過色を選択]するウインドが出るので、背景の部分をクリックします。
  5. 保存したファイルを再度開いて透明になっていることを確認します。([オプション]−[基本設定]の「GIFの表示方法」欄で「透過GIFファイルを透過状態で表示」にチェックマークが入っていれば、透過部分は黒くなっています。)

4.2 デジカメで作る

 花や果物、食器や身の回りの道具、人の顔、など何でもデジカメで写してアイコンを作りましょう。世界中で一つだけのアイコンができます。

●デジカメで撮影する
図4−3
 気に入ったものを撮影しましょう。その時の注意点は次のとおりです。
  1. 三脚を使います。無い場合は安定した台にカメラを載せてしっかり押さえて撮影します。
  2. 背景を単色の布などにします。主題と色の差が大きい程、後の処理が楽です。
  3. 直射日光を避けた、窓際の明るいところで撮影します。

●背景を塗りつぶす(図4−4)
図4−4
 撮影した写真の加工で一番重要なのが背景を塗りつぶすことです。「写真の加工」の「1.1 色の調整」で写真を綺麗にしてから次の手順で背景を塗りつぶします。
  1. 「JTrim」で引き続き、[編集]−[塗りつぶし]をクリックします。[塗りつぶし]のダイアログボックスがでますので、「塗りつし色」の左の色をクリックして色を灰色に設定します。
  2. 「不透明度」を100にし、「許容範囲」を40程度に設定して、背景の部分をクリックすると背景が灰色に塗りつぶされます。
  3. 背景の一部が塗りつぶされずに残ったり、アイコンに残す部分が塗りつぶされたりした場合は、[塗りつぶし]ダイアログボックスの[閉じる]をクリックしてから[編集]−[元に戻す]で元に戻してから、「許容範囲」の数値と背景のクリックする部分を変えてやり直します。
  4. 多少背景部分に塗り残しがあっても、アイコン部分が綺麗に残っていれば[塗りつぶし]ダイアログボックスの[閉じる]をクリックして次に進みます。
  5. [イメージ]−[リサイズ]をクリックしてサイズを指定して[OK]をクリックして希望の大きさにします。(サンプルは50×50ピクセルです。)
  6. [カラー]−[色解像度の変更]をクリックし、256色をクリックします。
  7. 再度塗りつぶしを実行します。拡大表示([表示]−[ズーム]−「ウインドに合わせる」)で背景が全て灰色に塗りつぶされていることを確認します。この灰色の部分が透明になります。
  8. [ファイル]−[名前を付けて保存]で「ファイルの種類」をビットマップファイルにして保存し、「JTrim」を終了します。
●GIF形式にする(図4−5)
図4−5
  1. 4.1項の●「イーファンヴュー(IrfanView)」でGIF形式にするの手順でGIF形式にします。ただしすでに256色になっているので2.項は省略します。