栃の木（７月２４日）

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　グリーンギャラリーの池で、子供達がわいわい言いながら水生昆虫を捕らえていた。
　そんな子供たちの上に栃の木の葉からこぼれた緑の光が降り注いでいたが、彼らには涼しく感じられるようだった。見ている方は勿論木の葉の影で太陽を避けているので文字通り涼しい。
　一方、木陰のベンチでは若い母親が乳児の額の汗をハンカチで拭いていた。夏休みが始まった日差しの強い夏の午後のひと時であった。

「栃の葉の　影で休んで　息をつく」