季語の無い俳句

季語に縛られず17文字で表現してみましょう。クリックするとその日の日記です。
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10月
ペーアールック 女の子だけ 粋な紋
普通のも 時間が経てば 赤くなる
青い空 白い花好き 紅シジミ
キンモクセイ 香りが先に やって来る
金木犀 散った花さえ 咲いている
スズメガさん ゆっくり羽を 動かして
青い空 富士まで届け 子らの声
白装束 注目されて 蕎麦を切る
飛行場 歩き疲れて 一休み
水辺でも 急な坂道 登山道
ホトトギス 木漏れ日受けて アッピール
全て済み 役目は終えた 今が花
雨多い 春咲く花も 狂い咲き
黄金色 緑の中で 輝いて
野草園 ほんとの野草 どこにある
花よりも 実が目立ちます クサボタン
11月
晴れた空 山茶花の道 散歩する
コブシの葉 黄色になって 秋浅し
どんな香り 鼻を近づけ 深呼吸
霜月や 葉よりも紅い 子らの衣
青空に 白馬が嘶く 陣馬山
柿の葉が 赤く色付く 秋の空
これでも菊 人間様が 創り出す
霧晴れた 富士山はどこ また霧だ
落ち葉焚き 光が射し込む 裏通り
モミジ見ず 俳人たちは 枯葉見る
青い空 白い富士山 海賊船
うろこ雲 空に魚が 泳いでる
老人は モミジでさえも 頑固だね
歳三も 見たか真っ赤な 紅葉を
真っ赤だね 赤子を抱いて 見惚れてる
青空に 紅葉の杉 仰ぎ見る
12月
春のよう 猫もモミジを 愛でている
温暖化 十月桜 冬に咲く
故郷の 噂話に 花が咲く
人気者 それはねナンジャ モンジャだよ
草の実を たらふく食べて 一休み
見えました 疲れを飛ばす 富士の山
今紅葉 木にも個性が 有るようだ
月曜日 開けてるだけで 人気店
晴れた朝 枝を離れて カサコソと
青い空 葦の枯葉が 音立てる
見つけたよ 枝の間に 富士の山
年賀状 皆それなりに 苦労する
枯れ枝に 青い光で 花が咲く
師走だよ 梅が咲いたよ 春が来た
師走だよ 水仙咲いても 春遠い
迷います 雪が流れる 窓の外